こんにちは、Dr.紅です。 今日もご覧いただきありがとうございます。
みなさんは 人生における目標はかなりクリアですか?
私は人生のゴールは長期目線で設定していません。 しばらく、自分の人生の生き方も忘れていましたが、日経xwoman「ARIA」で こんな記事を発見し激しく共感しました。
そこで今日は私がなぜ、人生で長期目標を設定しなくなったのか?をお話をします。
私はなぜ、人生のゴールを長期目線で設定しないのか?
その理由はたった1つ、
人生はロジカルに進めていくことができない
と悟った経験があったからです。
具体的にお話ししますね。
私も20代までは目標設定していました。「医学部に合格して医師になる」 と言うのは典型例でしょうか。 目指した通り、25歳で無事に医師免許を取得し、「眼科医としてずっと人生を歩んでいく」 ことを考えていました。
ところが、その5年後「医局をすぐに辞めたい」自分がいました。 人間として成長する見込みを感じることができない と言うのが1番の理由でした。
そして医師免許取得後6年目にして、私は臨床医を辞めたのです。
免許取得時に、そんなこと思いもよらなかったです。
さらに人生は進み、39歳でグロービス経営大学院に入学します。 夫は行動経済学者で、現在私は産業保健活動こそ自分の居場所だ!と根拠のない自信を持って日々進んでいます。
え?人生にそんなプランあったっけ?
これらの決断に、1番驚いているのは私自身なんです。
つまり、 自分自身がどのように変化し成長していくのか?自分にもわからないのです。
そんな中で、ロジカルに人生を進めていく意味ってあるんでしょうか?
むしろ、今は想像もしてないような人生が広がっていた方が、夢があると思いませんか?
医師免許取得後、このような思いもよらない人生を歩んできた私にとって、人生の設計なんてどうでもよくなったのです。
そして、私は今、短期的に達成したい目標はあります。「10月に第2種作業環境測定士の資格をとる」「2023年度には労働衛生コンサルタントを取得する」などです。 これらの目標は変わる事はないでしょう。しかし、5年後、10年後の自分は「別人」なのです。
その別人は、さらに5年後、10年後の別人の「根拠のない幸せ」だけを信じて短期的な目標を達成する毎日を送っているのでしょう。
私はそんな人生の流れが今は大好きでたまりません。
読者の皆様も、「自分は幸せな人生を送れる」と言う根拠のない自信だけを持って、日々の目標を達成してみるのはいかがでしょうか?
きっと、過去の自分からは全く想像つかないような幸せな人生が遅れているのかもしれません。
お互い、意識しなくても成長できる人生を歩んでまいりましょう。