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女性型脱毛症(FAGA)治療開始後、1週間が経ちました。


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こんにちは、Dr.紅です。前回のブログに引き続きご覧くださりありがとうございます。昨日とうってかわって、今日はとても快調です。

皆さんは今日どのようにお過ごしでしたか?

実は私、1週間前から脱毛症の治療を行っております。ちなみに昨日までの体調不良は、喘息治療薬によるテオフィリンの離脱症状と考えられますので、脱毛症治療で体調不良ではないでしょう。

よくキーワードとして引っかかるAGAはAndrogenetic Alopeciaの略で、男性型脱毛症を意味しています。
なので、正式には女性型脱毛症はAGAとは言わないんですよね。

UpToDateでは、女性型脱毛症 をFPHLとし、男性のAGAとは分けて考えられています。内容をちょっと詳しくお話ししますと

主に成人女性に発生する非瘢痕性脱毛症の一般的な形態です。この状態は、頭皮の前頭部と頭頂部の硬毛が進行的に失われることを特徴とし、その結果、毛髪密度が目に見えて減少します 。男性のアンドロゲン性脱毛症(男性型脱毛症)の多くの症例とは異なり、通常、患部の硬毛の脱毛は不完全であり、前頭部の生え際はしばしば免れます。

https://www.uptodate.com/contents/female-pattern-hair-loss-androgenetic-alopecia-in-females-pathogenesis-clinical-features-and-diagnosis?search=Androgenetic%20Alopecia%20woman&topicRef=86648&source=see_link

特に閉経後の女性ではさらに薄毛が促進されるため、エストロゲンは何らか発毛に対する影響があると考えられていますが、その証拠がまだありません。つまり女性型脱毛症(FPHL)の原因は男性と比較してまだまだはっきりしていないようです。

治療薬はミノキシジルとスピロノラクトンの内服。男性型脱毛症と同じ治療になります。
この治療はFPHLに効果があるのですが、なぜミノキシジルがFPHLに聞くのかはわかっていないようです。

効果まで4ヶ月ほどかかるということ、中断せずに頑張ります。

今日も最後までご覧くださり本当にありがとうございました。

・社会医学専門医/指導医 
・MBA(グロービス経営大学院)
・医学博士
・国立保健医療科学院分割後期卒業 
・日本医師会認定産業医 

労働衛生コンサルタント取得を
目指す公衆衛生医師です。

また、2027年の起業を目指し、
リベラルアーツ大学の学びを
実践中です。

ブログを毎日更新しているので、
ぜひコメントをください。

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