こんにちは、Dr.紅です。前回のブログに引き続きご覧くださりありがとうございます。昨日とうってかわって、今日はとても快調です。
皆さんは今日どのようにお過ごしでしたか?
実は私、1週間前から脱毛症の治療を行っております。ちなみに昨日までの体調不良は、喘息治療薬によるテオフィリンの離脱症状と考えられますので、脱毛症治療で体調不良ではないでしょう。
よくキーワードとして引っかかるAGAはAndrogenetic Alopeciaの略で、男性型脱毛症を意味しています。
なので、正式には女性型脱毛症はAGAとは言わないんですよね。
UpToDateでは、女性型脱毛症 をFPHLとし、男性のAGAとは分けて考えられています。内容をちょっと詳しくお話ししますと
特に閉経後の女性ではさらに薄毛が促進されるため、エストロゲンは何らか発毛に対する影響があると考えられていますが、その証拠がまだありません。つまり女性型脱毛症(FPHL)の原因は男性と比較してまだまだはっきりしていないようです。
治療薬はミノキシジルとスピロノラクトンの内服。男性型脱毛症と同じ治療になります。
この治療はFPHLに効果があるのですが、なぜミノキシジルがFPHLに聞くのかはわかっていないようです。
効果まで4ヶ月ほどかかるということ、中断せずに頑張ります。