Title:Kurenai’s story about rewriting “the worst memory of my life” into a memory of learning.
こんにちは、Dr.紅です。今日もご覧くださりありがとうございます。
皆さんは、自分との対話(自己対話)がお好きですか?
私はいまだに好きになれません。
最近、自分の日常や過去の経験から学んだことをコンテンツにしていますが、その際に避けられないのが「自己対話」です。楽しい思い出だったら良いのですが
コンテンツにする価値があるものは「人生の失敗」や苦しんだ経験
です。中には、封印してしまいたい程の嫌な過去ってありますよね?
家族の問題は特に。
と読者さんから突っ込まれそうですね。
“苦しいのに、何故コンテンツを作るの? ” と、読者のみなさんは思われるでしょう。
その答えは、
「過去の辛い経験の記憶を書き換えたい」からです。
“辛い経験は、今の幸せな人生に必要だったはず。 ”
まさに「辛い記憶を学びの記憶に書き換える」作業が私のコンテンツ作りなのです。
しかし、学びに置き換えるまでのプロセスでは 、その時の嫌な感情を思い出してしまいます。
特に、封印していたい過去の記憶を呼び戻す時は、 自分のネガティブな感情を抑えるのに苦労します。
このような時に、私はどうやってネガティブな感情からポジティブな感情に変えるのか?
過去の辛い体験の記憶を書き換えるプロセス
をブログにしました。
「過去の嫌な記憶に囚われて辛い」と悩んでいる方にこのストーリーが届きますように。
目次
- 私は人生で「ありえないほど辛い経験」をした
- 辛い経験を学びに変えて辛さを和らげたい
- その時の感情を思い出す苦しさ
- 記憶の書き換えには、時間が「最大の味方」となる
1. 私は人生で「ありえないほど辛い経験」をした
私は結婚するまで、家族に恵まれず、とても苦しかった記憶しかありません。
・多額の親の借金の肩代わりさせられ、公正証書まで書かされる
・母はいつも家族の誰かを攻撃している
・成績が悪いとき、浪人している時は存在否定
当然、 家族のトラブルを相談した弁護士さんには
「本当のお母さんですか?」
と聞かれる有様です。結婚するまでの私は、困った時に助けてくれる人がいない。
「今死んだとしても誰も悲しむ人がいない」状態でした。
人を信頼することができず、 1年先すら見えないほど、心が疲弊していました。
2. 辛い経験を「学び」に変えて辛さを和らげたい
家族愛に溢れた家庭で育った夫は、私の家庭状況に驚いてましたが、一緒に私の心が回復することをしてくれました。
一緒にカウンセリングに行ってくれたり、優しい言葉をかけてくれたり。
そんな良い夫に対してですら、家族に背負わされた借金の話になると、私はいつも穏やかではいられませんでした。未来が明るくなる提案をしてくれているにもかかわらず、私は怒鳴りちらしてしまいます。
そんな時、夫はいつも「この話は今日はやめようか」と言って無理強いはしませんでした。
そんな生活が新婚2年ほど続きました。私の感情の変動に付き合ってくれた夫もだんだん、結婚生活に疲弊しているようでした。せっかく味方になってくれてるのに・・
その時、思いました。
” 私が過去の出来事に感情を振り回されている限り、私と夫の幸せは来ない”
そして、決意をしました。
” 借金の返済後はこの記憶を必ず良い形に変えて、明るい人生を送りたい”
3. その時の感情を思い出す苦しさ
夫と優しいペットたちに支えられ、結婚4年目には借金が完済できました。
めでたしめでたし・・・。ではありません。
この記憶を書き換える作業が残っています。そうしなければ、私はこれからもこの忌まわしい記憶にとらわれる。
書き換えるべき記憶は
実の親に借金を背負わされ、公正証書まで書かされたこと。
どうすれば、これがポジティブな記憶になるんでしょう?
皆さんならこの状況でどうやって記憶を上書きしますか?
4. 記憶の書き換えには、時間が「最大の味方」となる
私の過去の辛い体験の記憶を書き換えるポイントは以下でした。
- 時間をかけて自分の理性を取り戻す。2年から3年かかる。
- 苦しくなったらその時点で考えるのを止めて夫と会話する。
- この経験の「学び」を言語化する。
この経験の「学び」は、
“どうしようもない家族がいなければ、今の私はなかった”
という事です。
・夫やペットの存在に感謝する私
・お金のありがたさがわかる私
・当たり前の事(ぐっすり眠れる、美味しく食事ができる)に感謝する私
それが、借金返済後、5年かけて私が胸を張って言える「学び」です。
嫌なことがあれば、すぐにその記憶を書き換えたいですよね。ですが、2年から3年は封印する必要がありそうです。しかし、
“一生封印したままだと苦しいままです。”
ぜひ、皆さんの苦しい過去を、7〜8年かかったとしても「学びの記憶」に書き換えるきっかけにしていただけたら嬉しいです。
紅さんが「壮絶な学び」をアウトプットしてくださったから、私は「前に進む勇気」をもらいました。苦しみを学びに変えて発信するのは並大抵のことではありません。それでも時間を味方にすれば前に進める。私も、何があっても絶対前に進みます!
ありがとうございました!
イケダさん、 素敵なコメントありがとうございます。 おっしゃる通り、言語化するまでは大変でした。 けど、何が大変だったかと言うと、原体験よりも「 自分の嫌な感情を言語化できない状況に罪悪感に似た感情をずっと持っている」ことだったんだと思います。 自分が全く悪くないのにです。 この体験の言語化で気づいた事は、「自分が納得いかなかったこと、不快だった事は言葉を選びながら言語化し発信することで、自分自身が納得できる」と言うことです。 言語化すると、不思議なほど「あれってほんと大した事なかったな」って思うんですよね。イケダさんも大変なこと、たくさん終わりと存じます。もしよろしければ、ご自身の心と対話した結果を言語化&発信してみてはいかがでしょうか?
きっと清々しい自分に出会えると思いますよ☺
前に進むと、思い出したくないことを塗り替えられる、気がして。何もしないで、悶々と暮らし疲れるよりは、いいような気がして
コメントいただきありがとうございます。嬉しいです!おっしゃる通り、前を見ていると結構いいことがありますね。これからも前を見ながら楽しく過ごして参ります。