こんにちは、Dr.紅です。このブログを見ていただきありがとうございます。
突然ですが、
“みなさんの貯蓄率はどれくらいですか?“
貯蓄率とは「手取り収入に対する預金の割合」で、
総務省平成29年の発表では、平均約20%です。
個人のばらつきは大きく、セミFIRE達成で有名な穂高唯希さんは「85%」だそうです。
すごいですね!
貯蓄率が注目されている理由は著書
「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」のグラフにあります。
貯蓄率を基準にリタイアまでどれくらいの年数がかかるのか?を示したグラフをご覧ください。「貯蓄率が高いほど経済的自由を達成しやすい」ことがわかりますね。
「貯蓄率?」
そう思われる方もいますよね?2年前の私もそうでした。
手取り収入は手元に残らない。節約なんて自分は一生できないと諦めていました。
しかし、そんな私が2020年から投資を勉強し、貯蓄率60%を達成できるようになりました。
今日のブログでは「私が浪費家から節約家にどのように変化していったのか?」をお話します。
「節約がなかなかできない・・」というあなたに、このストーリーが届きますように。
目次
- 大の節約嫌いだった私
- 浪費癖を治すために株式投資開始
- 人生初の節約生活はクレジットカード解約から
- 節約は1日にしてならず
1. 大の節約嫌いだった私
私は42歳まで、貯蓄・投資などの資産形成に熱心ではありませんでした。
というか、 資産形成の概念すらなく、給与所得が入るとすぐ使う生活。
「節約」なんて考えたこともなかったです。
ターニングポイントは2020年新型コロナ感染拡大。
コロナ以前の私は、プライベートな時間をほとんどフィットネス、 コミュニティ・勉強会参加、移動時間に割いていました。
お金を使うことばっかり。
“しかし、コロナパンデミックから株式投資を始め、前述の時間は資産形成の勉強時間となりました。”
2. 浪費癖を治すために株式投資開始
株式投資を始めた理由は「 株式が貯金よりも流動性が低い」からです。
浪費癖を治したい。
これが株式投資のきっかけです。
最初は「投資に回せるお金」だけを投資に回してましたが、2021年に株式市場が好調になると「 株価低迷期に可能な限り投資に回すべきだった」と後悔しました。
そこから、人生初めて節約モードになります。
「今度の低迷期にはより多くの投資資金を準備できるように、節約してみよう」
ここから、私の試行錯誤が始まります。
3. 人生初の節約生活はクレジットカード解約から
「この支出は費用?浪費?投資?」
マネーフォワードMEの明細を 見ながら、 支出の種類を3種類に分けます。
私の場合、何が1番多かったと思いますか?
答えは「わからなかった」です。
そうなんです。
私はいつも、この3つを考えることなくクレジットカード決済をしていた。。。
まずはその事実に驚愕しましたが、1つずつ支出項目を見て「費用」「浪費」「投資」を分けるのがイライラしてきたのです。
そこで
「最も効果的に浪費を削る方法」として 、 クレジットカード解約を思いつきました。
カードの紛失をされたことがある方はご存知だと思いますが、新しいカードが発行されると、カードに紐付いていた決済は1から契約のし直しになります。
前のカードが使えなくなり「 カード決済ができませんでした」とエラーメッセージが来た時、本当に必要だったのか?を自分に問いかけるチャンスです。その結果、以前のカードより決済額が減った。 そんな経験を以前したことを思い出したんです。
今回も以下の支出を月々合計7万円程度下げることができました。貯蓄率60%達成、3ヶ月目です。
・格安SIMに変更:月々3万円→6000円
・一部傷害保険の解約:月々14000円→0円
・サブスクリプション解約:月々30000円 → 0円
・断酒:月々1万円→0円
・ふるさと納税枠を使いきる:果物代が半額。
・フィットネスを解約し、Lesmills on demandへ:年間144000円→17000円
「固定費がどうも増えてきたけど原因がわからない」と悩んだ時にはお勧めです。
4. 節約は1日にしてならず
上記のようにがんばった私。しかし
“節約マインドは短期間では育たないとも学びました。”
現在も、楽天市場アプリがいつも気になって見てしまう。
コンビニを見つけると入り、一回200円は使ってしまう。
などなど、 身近には「お金使っちゃえ病」を再発させるトリガーがたくさん。
油断できません。
5. 最後に
節約マインドが 短期間醸成が難しいことと同時に「自分の適性貯蓄率を計算できる」 ことも大事です。
優良ETFでも、最低15年続けられなければ損切りリスクが高まるとされています。
その意味で「自分はどの貯蓄率であれば15年投資を続けられるのか?」がわかることはとても重要です。
もちろん、 私も可能であれば貯蓄率70%、80%にチャレンジはしてみたいです。
でもそれを行った結果
“我々夫婦団欒に不可欠な果物が減る、快適なデバイスでコンテンツ作ればい。そんな状況になってもいいのか?”
貯蓄率を高めることときには、そんな質問を自分に投げかけています。
みなさんもぜひ、「持続可能な貯蓄率」探してみてはいかがでしょうか?
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。